● 更新:2018年02月27日(火)


#016  「“かれんさん”と“ひな祭り”をお祝いする」


 

       

 かれんさん:「今日は“ひな祭り”ということで、またお着物を着せてもらいました♪」

 

 かれんさん:「そして今回は“帯留め”と“帯揚げ”も揃えてもらったので、」

       

 かれんさん:「コレで完璧です!」

 ※ ボディーの負担をなくす為に帯の締め付けを緩くしてあるので、かなり帯にシワが出来ています…。

 

 

 かれんさん:「かれんの為に“おじさま”が買ってくれました」

 

 気持ち的には『7段飾り』にしたかったところだけど、設置場所や保管場所を考えたらこの『3段飾り』が限界だったんだ。

 かれんさん:「いえ、かれんにはコレでも十分すぎますよ」

 

 かれんさん:「おじさま、本当にありがとうございます」

 そんなの気にしなくていいよ。
 じゃあ、食事にしようか。

 かれんさん:「はい」

 

 かれんさん:「うわぁ〜、何だかスゴイお料理があります!」

 “ひな祭り”といえば“ちらし寿司”が定番なんだけど、
 今回は“かれんさん”の為に『デコレーション寿司(寿司デコケーキ)』を用意したんだ。

 

 この『デコレーション寿司(寿司デコケーキ)』は、九州の玄界灘で昨日獲れた魚介類を使っていて、
 冷凍せずに生のまま“クール宅急便”で今朝届いた、とっても新鮮なネタのお寿司なんだよ。

 かれんさん:「彩りと飾りつけがキレイで、とっても美味しそうですぅ〜♪」

 

 そして、千葉・九十九里産の“はまぐり”を使ったお吸い物も作ったよ。

 かれんさん:「こちらも美味しそうですね」

 

 かれんさん:「とっても豪華なご馳走です♪」

 

 じゃあ、切り分けるね。

 かれんさん:「何だか勿体無い気もしますけど、
         新鮮な状態で届いたお料理なので、早くいただいた方が良いですよね」

 

 コレは思った以上にネタやシャリがギッシリ詰まっていて、とっても食べ応えがありそうだよ。

 かれんさん:「確かに、器がズッシリと重いです」

 

 それにしても、ネタの種類が豊富で実に美味そうだ。

 

 かれんさん:「ホントですね」

 

 では、早速いただこう!

 かれんさん:「はい、いただきま〜す♪」

 

 かれんさん:「う〜ん、
         魚介類の歯ごたえがしっかりしていて、素材の新鮮さが伝わってホントに美味しいです♪」

 コレは確かに美味いね。
 九州から取り寄せた甲斐があったよ。

 

 かれんさん:「おじさまが作ってくれた“お吸い物”もいただきます」

 

 かれんさん:「お出汁がよく出ていて、こちらも美味しいです♪」

 かれんさんに喜んでもらえて、とっても嬉しいよ。

 

 かれんさん:「はい、とっても美味しくて楽しいです♪」

 

 

 はい、食事の後のデザートだよ。

 かれんさん:「わ〜い♪」

 ※ 和洋菓子「あわしま堂」

 

 そして定番の“雛あられ”に…

 ※ おかき・あられ専門店「赤坂柿山」

 

 コレまた定番の“甘酒”もあるよ。

 ※ 石川県・金沢の老舗酒蔵「福光屋」

 

 かれんさん:「かれんは子供だからお酒は飲めないです…」

 甘酒にはアルコールが入ってないから、かれんさんでも飲めるよ。

 かれんさん:「それなら、いただきます」

 

 燗して熱くなってるから入れてあげるよ。

 かれんさん:「ありがとうございます」

 

 かれんさん:「あれ? おじさまは飲まないんですか?」

 

 実は“ひな祭り”で大人が飲むアルコールが入った“白酒”を用意してあるから、そっちを飲むよ。

 かれんさん:「さすがお酒好きの“おじさま”です」

 ※ 東京最古の酒舗「豊島屋」

 

 じゃあ、かれんさんの健やかな成長を祈って乾杯しよう!

 かれんさん:「はい!」

 

 カンパーイ♪

 かれんさん:「かんぱ〜い♪」

 

 かれんさん:「とってもサッパリした甘さで美味しいです」

 甘酒は“飲む点滴”って言われるくらい身体に良い飲み物なんだよ。

 かれんさん:「へぇ〜、そうなんですか」

 

 かれんさん:「それにしても、“お菓子”や“あられ”がカラフルで可愛いですね♪」

 “ひな祭り”は女の子のお祭りだから、見た目も可愛いんだよ。

 

 かれんさん:「この“雛あられ”、上品な味わいで美味しいです」

 気に入ってもらえて良かったよ。

 

 かれんさん:「おじさま、
         あらためまして、かれんの為にこんなにお祝いしてくれて、本当にありがとうございました」

 

 いやいや、女の子を迎えたら“ひな祭り”をするのは当然だし、
 半分以上は自分の為にやってる事だから、全然気にしなくていいよ。

 

 かれんさん:「かれん、このウチに来られてホントに幸せです♪」

 

 その一言が最高のご褒美だよ。
 こちらこそ、ウチに来てくれてホントにありがとう♪

 かれんさん:「はい☆」


 【 END 】

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 今回は“かれんさん”の“ひな祭り”の様子をお届けしました。

 

 前回は準備不足だったので、今回は気合をいれて色々と準備したところ、
 勢い余って、三段飾りの“ひな人形”まで購入してしまいました…。

 

 正直 フィギュアやドールではなく、まさか自分が“ひな人形”を買う日が来るとは想像していませんでした…。

 

 せっかく買うなら写真栄えする良いモノを…っという事で、久月の三段飾りを購入しました。

 

 幅70cm×高さ58cm×奥行き41cmと、自宅に設置してみると中々の大きさです。
 ちなみに中央にある金色のダイアルを回すと、童謡「うれしい ひなまつり」のオルゴールが鳴ります。

 

 今回の料理の主役『デコレーション寿司(寿司デコケーキ)』は、本編で触れたとおり撮影当日の朝に届きました。

 当初は定番の“ちらし寿司”の豪華版みたいなモノを探していたのですが、
 ひな祭り用の豪華な“ちらし寿司”は、どこも3月1日〜3月3日の期間限定販売ということで、
 撮影&HP製作の為に少し早い2月末に販売している店を探していた自分のニーズには合いませんでした…。

 そこで採用したのが、今回注文した福岡県にある創作寿司「竜宮城」の『寿司デコケーキ』というわけです。

 

 ダンボールの中には保冷バッグに入ったケーキの箱が入っていました。

 

 こうして見ると、本当に普通のケーキの箱と同じです。

 

 工夫された梱包のおかげで、飾り付けは崩れることなくキレイな状態でした。
 (注文したのは「寿司ケーキ“鶴”」)

 魚介類は本当に新鮮で美味しかったですよ。

 実は「竜宮城」は日本全国へ発送対応していることもあり、
 「寿司ケーキ」は地方・全国を含めて数多くのテレビ番組で取り上げられている、有名な創作寿司です。

 

 甘酒は当初、自分で作ろうとしていましたが、結局はお手軽に購入して済ませてしまいました。

 

 しかし同じ甘酒でも酒粕と麹で趣が異なるので、今回はさっぱりした米麹の甘酒にしてみました。

 この金沢最古の酒蔵「福光屋」の糀甘酒は、
 さっぱりした米麹の甘酒の中でも特にさらりとした味わいで非常に飲みやすくて、女性や子供にも喜ばれると思いますよ。

 

 この白酒は甘酒のルーツと言われ、甘酒と同じく米と米麹、そして“本みりん”を加えて作られる酒です。

 元々“ひな祭り”ではアルコールが入ったこの白酒が広く飲まれていましたが、
 子供も飲めるようにと、その後アルコールが入っていない(1%未満)の甘酒が作られるようになりました。

 

 そして慶長元年(1596年)に創業したこの神田「豊島屋」の白酒は、
 江戸時代から変わらぬ製法で作り続けられている、本物の希少な白酒です。

 ※ 中国にも白酒(パイチュウ)という酒がありますが、製法が全く違う別のお酒です…。

 

 そんなわけで、
 皆様もご自身のドールの為に“ひな祭り”を祝ってあげてみてはいかがでしょう?
 きっと喜んでくれると思いますよ。
 (人形だらけになって大変ですが…)


 ※ 次回は“かれんさん”が乗り物に乗る予定です…。


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