クロと旅する
< たまゆら 〜聖地巡礼の旅〜 >
● 巡礼出発:2012年2月24日(金)
● サイトUP:2012年7月01日(日)
NEW 「クロと旅する4 たまゆら 〜卒業写真〜 広島横断!聖地巡礼の旅」はこちらから…
「クロと旅する3 イギリス〜フランス周遊 聖地巡礼の旅」 はこちらから…
「クロと旅する2 映画 けいおん! 聖地巡礼の旅」 はこちらから…
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ー お断り −
本サイトはSONYのゲーム機「PS3」の無料コンテンツ『 週間トロ・ステーション 』(クロ枠)をモチーフとした
個人による聖地巡礼レポートであり、SCE(ソニー コンピューター エンタテインメント)は一切関与しておりません。
<「週間トロ・ステーション」公式サイトはこちらから… >
<「週間トロ・ステーション」のウィキペディア サイト >
また、掲載写真に登場するクロ&トロは全て現地で撮影したもので、合成写真は一切ございません…。
尚、聖地の参考用として「たまゆら」ならびに「たまゆら 〜hitotose〜」の画像を掲載しておりますが、
これらの画像の権利は全て『佐藤順一・TYA/たまゆら製作委員会』に帰属します。
ー 登場ネコ紹介 ー クロ…アニメ・ゲーム・声優をこよなく愛す、サブカルに精通したヲタクな黒猫。 トロ…人間になること夢見る、ピュアな心を持った白猫。 |
トロ:「良い所ってどこですニャ? アレ!? ココはどこですニャ?」 クロ:「ココは羽田空港だみャ。 そんでもってオレっちたちが行くのはアニメ『たまゆら』の聖地、広島県竹原市だみャ〜♪」 トロ:「わ〜い♪ 乗る飛行機はアレですかニャ?」 クロ:「残念だが違うみャ。最新鋭の787にはオレっちも乗りたかったケド、今日はその隣の767だみャ」 そして「ANA-671便」へ搭乗… トロ:「あのエンジンのなみなみがカッコいいですニャ」 クロ:「よし 今度は一便遅らせてアレに乗るみャ」 トロ:「わぁ〜 高いですニャ〜 落ちたら死にますニャ〜」 クロ:「この高さなら地面へ到達する前に凍死するみャ」 トロ:「それで竹原市へはココからどうやって行くのかニャ? あっ!」 トロ:「竹原行きのバス停を発見ニャ」 トロ:「どうかしたのかニャ?」 クロ:「アレはバス停じゃなくて乗り合いタクシー乗り場だみャ。そんでオレっちたちはアレには乗らないのみャ」 トロ:「どうしてニャ? ちゃんと『竹原行き』って書いてあるニャ」 クロ:「確かにアレに乗れば、いち早く竹原へ行けるみャ。 しかし車じゃなく電車で竹原入りするのが正しい巡礼者の姿というもの…」(注:クロの個人的見解です) トロ:「じゅんれいしゃ?」 クロ:「そうだみャ。オレっちらは“たまゆら”の聖地を巡る巡礼者なのみャ。 だから呉線の電車に乗るために オレっちたちはこれからJR三原駅に向かうんだみャ」 トロ:「ニャんとっ!?」 AM 8:50発 三原行きバス .. AM 10:14発 ”広”行きに乗車 そして… クロ:「じゃあ早速この商店街を抜けて“町並み保存地区”へ向かうみャ」 トロ:「おや、アレはなんですかニャ?」 クロ:「あの後姿は…」 トロ:「それにしても帽子とマフラーが可愛いですニャ」 クロ:「ももねこ様は中の人も可愛いんだみャ。オレっちグラビア写真集を保管済み!」 トロ:「もぅクロったら中の人なんていないですニャ!」 クロ:「ゆかり〜ん♪ ゆかり〜ん♪ 福井ゆかり〜ん♪」(ゆかり違いの王国ハチマキはとりあえずスルーしとくみャ) トロ:「あんなところにアニメのポスターが貼ってあるニャ」 クロ:「よく気付いたみャ。今回の聖地巡礼は“たまゆら”で描いてたこの“雛めぐり”をするのも 目的のひとつなんだみャ」 トロ:「へぇ〜それは楽しみですニャ」 ... クロ:「ショーケースには“たまゆら”グッズがいっぱいだみャ」 トロ:「でも写真館は営業していないのニャ… 残念ですニャ…」 .. クロ:「んじゃ手始めに一番近い『旧笠井邸』から行くみャ」 トロ:「中に着物のおねぇさんが居たりして雰囲気満点ですニャ」 クロ:「観光協会が女性限定でレンタル着物をやってるから“着物女子”を見かけるんだみャ それにしてもイラストがまた萌えるみャ〜」 トロ:「ほら早く中に入ってお雛様を見るニャ」 ... .. トロ:「古いお雛様がたくさんありますニャ〜」 クロ:「おっ あの七段飾りのお雛様は…」 . . トロ:「さっきのポスターと一緒ですニャ」 クロ:「やはりそうだったみャ。まるで目の前に“ぽってたん”たちが本当に居るようだみャ」 クロ:「それじゃ二階へ行くみャ」 トロ:「わくわくするニャ」 トロ:「二階はとっても広いのニャ」 クロ:「ここは“ぽってたん”たちが『私たち展』を開催した場所なんだみャ」 .. .. .. トロ:「さて次はどこに行くのかニャ?」 クロ:「『地蔵堂』経由で『長生寺』に参拝するみャ」 .. クロ:「ここが『長生寺』だみャ」 トロ:「では参拝するニャ」 クロ:「目的っていうのはあの『長生きダルマ』なんだみャ」 トロ:「小さくて可愛いダルマさんなのニャ」 クロ:「『長生きダルマ』は“OVA版たまゆら”のオープニングでも登場するんだケド、 実はあのダルマの中には赤い紐で結ばれた”おみくじ”が入っているんだみャ」 トロ:「へぇ〜そうなのかニャ」 ※ 『長生きダルマ』『お守り』『護摩木』各 300円 クロ:「気づいてしまったみャ…。 実はここは『愛宕神社』の社なんだケド、さっきの『長生寺』とは全くの無関係なんだみャ」 トロ:「じゃあなんでさっきのダルマさんがこんなに沢山いるんだニャ?」 クロ:「その昔 長生寺で買った『長生きダルマ』をココへ置いて帰った人がいて、 それがきっかけでダルマを置いて行く人が徐々に増えていったんだみャ。 そもそも『お寺』と『神社』は別物だみャ」 トロ:「確かに言われてみればそうですニャ。 あの段々とダルマさんの大きさがちょうどマッチしてたから置いていったんですかニャ?」 クロ:「ちなみにココのダルマが一杯になったら長生寺が回収しに来るんだみャ。 ”たまゆら”でココのダルマが描かれてからその頻度が激増して驚いているそうみャ」 トロ:「へぇ〜 あのダルマさんにそんな逸話があったんですニャ」 クロ:「長生きダルマは本来 長寿を願って持ち帰るモノなので、オレっちは戦利品として持って買えるみャ」 ※ クロの解説は長生寺の住職さんによるお話を元にしています。 ※ 個人的な見解では東京都港区にある愛宕神社にも『長生きダルマ』と同じ『だるまみくじ』があるので、 それを知っていた人がダルマを置いていった可能性がある思われます。 トロ:「あっ お土産屋さんを発見なのニャ」 クロ:「ここも聖地のひとつ『ぎゃらりい梅谷』さんだみャ。 手作りの人形や小物が店頭に並ぶお土産屋さんだけど、奥にはギャラリースペースもあるんだみャ」 トロ:「へぇ〜そうなのニャ」 クロ:「ココへはまた来る予定だから今日は先へ進むみャ」 .. .. . 光本邸 松坂邸 トロ:「地元の猫さんなのニャ」 クロ:「お邪魔してるみャ」 クロ:「“たまゆら”の聖地巡礼地としては絶対に外せない場所なんだケド、今はグッと我慢して先に進むみャ」 トロ:「何でなのニャ?」 クロ:「『ほり川』さんは夜まで営業してるから、また夜に夕食を食べに来れば良いみャ。 今は明るいうちに沢山の巡礼地を巡るほうが先決なんだみャ」 トロ:「なるほど そういう訳ですかニャ。それでは今晩を楽しみにしてますニャ」 クロ:「この普明閣は京都の清水寺をモチーフとした観音堂なんだみャ」 トロ:「それであそこが清水の舞台みたいになってるのニャ」 クロ:「それじゃ早速行ってみるみャ」 トロ:「高い建物がないから遠くまで見渡せますニャ」 クロ:「この普明閣は24時間自由に出入りできる竹原市民の憩いの場所なのみャ。 参拝だけでなく この景色を眺めながら“まったり”したりお弁当を食べたりするんだそうみャ」 トロ:「それは羨ましいですニャ」 ※ この後 実際に地元の高校生がまったりしに来ていました。 .. .. ... .. クロ:「じゃあ次へ行くみャ。ちなみにその角の建物が『日本で最初の郵便局』の跡だみャ。 入り口の横にある黒い箱が明治4年に使われていた郵便ポストで、 投函すれば今でもちゃんと宛先へ届けてくれるのみャ」 トロ:「へぇーそれは面白いですニャ」 クロ:「ここは旧村上邸をお土産屋として営業している『竹楽』さんみャ」 トロ:「竹飾りが綺麗ですニャ」 クロ:「特典映像で度々登場しているお店で“雛めぐり”の展示もしてるので早速中へ入ってみるみャ」 トロ:「了解ですニャ」 クロ:「“ちぎぶ”は居ないみャ…」 トロ:「それは誰ですかニャ?」 クロ:「いや気にしなくていいみャ」 .. クロ:「手作りの竹細工を中心にした品揃えで、竹原名物の小物や“たまゆら”グッズも扱ってるみャ」 トロ:「お土産いっぱい買っちゃったのニャ♪」 クロ:「じゃあ お店の向いにあるカフェの聖地へ行くみャ」 クロ:「この『茶房ゆかり』は“たまゆら”の重要聖地のひとつなんだケド 残念ながら不定休で開店率が低いんだみャ。“雛めぐり”の期間中だから開いていると思ったんだがみャ…」 トロ:「そうなのかニャ。是非入ってみたかったニャ」 ※ 実はこの時オーナーさんが左腕に怪我をされていて長期休み中でした。 幸いにも現在は怪我から回復されて、この翌週の2012年3月3日(土)から営業を再開しています。 .. クロ:「じゃあ気を取り直して散策しながら次へ行くみャ」 トロ:「そうですニャ」 クロ:「そこの“のぼり”の路地へ入ると『かかえ地蔵』に行けるみャ」 トロ:「お地蔵さまを抱えるのかニャ?」 クロ:「そうだみャ。早速行ってみるみャ」 .. .. .. .. .. .. クロ:「さて次は“ももねこ様”の住まいと噂される『胡堂』へ向かうみャ」 トロ:「へぇ〜 それじゃお邪魔させてもらうニャ」 クロ:「商業の守護神として昔から竹原を見守ってきた神様が祀られているのみャ」 トロ:「そんな偉い神様と“ももねこ様”は同居してるんだニャ」 .. クロ:「ここから先はレンタカーで“町並み保存地区”から離れた聖地を巡るみャ」 トロ:「車での移動ですニャ」 クロ:「これがこれまで多くの巡礼者が足として利用しているニコニコレンタカーの“ニコニコ号”だみャ」 トロ:「お世話になりますニャ」 クロ:「それじゃ『竹原港』に向かってレッツゴー!だみャ」 .. クロ:「ここからは見えないけど船体の反対側には“のりえたん”と“麻音たん”が描かれてんだみャ」 トロ:「へぇ〜 ちゃんと4人が揃ってるんですニャ」 クロ:「山陽商船さんの限定グッズがあったり、あのフェリーの中でイベントが行われたこともあるんだみャ」 トロ:「なんだか凄い力の入れようですニャ」 クロ:「実はこのフェリー乗り場も“のりえたん”と“麻音たん”が友達になった聖地なんですみャ。 作中でもちょうどこんな夕陽に照らされてたみャ〜」 トロ:「トロとクロはもうお友達ですニャ」 クロ:「あらためてそんなこと言われるとなんだか くすぐったいみャ… じゃあ次の場所へ移動するみャ」 トロ:「この海岸が次ぎの聖地ですかニャ?」 クロ:「似てるんだけどココじゃないみャ。横の遊歩道を通った先が目指す聖地だみャ」 トロ:「通行禁止になってますニャ」 クロ:「実は去年に崖崩れがあって、それからずっとこの遊歩道は通行禁止になってるんだみャ。 しかしオレっちに抜かりはないみャ!」 クロ:「普段は海水で満たされて通れないんだケド、干潮になれば地続きになって先へ進めるんだみャ」 トロ:「じゃあ干潮の時間に合わせてココに来たのかニャ?」 クロ:「そうだみャ。それが何か?」 トロ:「凄い執念ですニャ…」 ※ 磯は足場が悪く、濡れて滑りやすいので、行かれる方は自己責任でお願いします。 地続きになった磯を遊歩道の外側を沿うように歩けば、崖崩れで封鎖された遊歩道の向こう側へ行くことができます。 崖崩れのポイントを過ぎたところに、ちょうど磯からその先の遊歩道へ上る石段があるので、途中から遊歩道に合流できますよ。 クロ:「見えたみャ!あれが目指す聖地の突堤だみャ!!」 トロ:「誰もいなくて貸し切り状態ですニャ」 クロ:「まさにココですみャ。OVAのオープニングで描かれてたそのままの景色だみャ」 トロ:「おしゃれなデザインの突堤ですニャ」 .. .. クロ:「本当は満潮の時に来たかったんだケド、今回はさっきの突堤を優先させたから仕方なかったみャ」 トロ:「なるほど…それでボートが打ち上げられてるんですニャ」 クロ:「そじゃあ次は“プチ秘境探検”に行くみャ」 トロ:「プチ秘境探検って何ですかニャ?」 クロ:「夕陽に染まる竹原を見に『朝日山』に登るんだみャ」 トロ:「えっ、これから山に登るんのかニャ!?」 クロ:「ニコニコ号で登れるから楽勝みャ」 トロ:「それなら安心ですニャ♪」 クロ:「さっ 到着したみャ」 トロ:「到着ってココはただの道端ですニャ。山の山頂へ行くんじゃなかったのかニャ?」 クロ:「まぁまぁいいから、ニコニコ号から降りてオレっちに付いてくるみャ」 トロ:「なんか嫌な予感がするニャ…」 クロ:「つべこべ言ってないで早く行くみャ。ぐずぐずしてると陽が暮れるみャ」 トロ:「うっ…真っ暗な道を歩くのは怖いのニャ…。わかったニャ 早く登るのニャ」 クロ:「アニメでは割愛されてたケド、まさかこんな道だったとは…。 ぐずぐずしてたら冗談抜きで陽が暮れちゃうみャ。気合を入れて行くみャ〜!」 トロ:「あっクロ待ってニャ〜 こんな山道でトロを一人にしないでニャ〜」 .. クロ:「どうだみャ!この絶景!」 トロ:「瀬戸内海と竹原が一望ですニャ〜」 トロ:「さっきまでいた竹原港や突堤も見えますニャ」 クロ:「ホントだみャ。おっ、たまゆらフェリーがまた停泊してるみャ」 .. トロ:「苦労して山道を登った甲斐がありましたニャ」 クロ:「竹原という素敵な場所を教えてくれた“たまゆら”という作品に感謝するみャ…」 クロ:「さて、この景色も名残惜しいケド そろそろ“ニコニコ号”へ戻るみャ」 トロ:「そうですニャ。暗くなったら山道を下るのは危ないですからニャ」 トロ:「あれ?さっきは気付かなかったけど、山頂から徒歩20秒のところに立派な駐車場がありますニャ!」 クロ:「ギクッ! 気付かれてしまったのみャ…」 トロ:「これはどういう事なのかニャ?説明してほしいのニャ!」 クロ:「だってあれが聖地巡礼の正しい順路というか…いや、 それはトロに朝日山からの絶景をより楽しんでもらうために、わざわざ徒歩20分の道を選んだんだみャ。 ほら、何の苦労もなく楽して見た景色より、苦労して見た景色の方がより綺麗に見えるのみャ」 トロ:「そうかニャ?」 クロ:「おなかいっぱいの時に食べるごはんより、おなかが空いている時のごはんは美味しいだろ。 それと一緒だみャ」 トロ:「う〜ん、なんか違う気もするけど…、でもクロがトロの為にやってくれたんだったら感謝しますニャ♪」 クロ:「ふぅーどうにか切り抜けたみャ…」 トロ:「なにか言いましたかニャ?」 クロ:「い、いや…それより早く山を降りるみャ。マジであと数分で暗くなるみャ」 トロ:「それは大変なのニャ! ニコニコ号まで急いで戻るのニャ!」 トロ:「なんとか無事に保存地区まで戻ってこれましたニャ…」 クロ:「そりゃ“ほぼろ焼き”がオレっちを待ってるんだから死んでも戻ってくるみャ」 クロ:「ここが本日最後の聖地『ほり川さん』だみャ〜♪」 トロ:「昼間は前を通っただけだったけど、今度は中に入るんだニャ」 .. クロ:「さすがに中は“たまゆら”だらけだみャ♪」 トロ:「サイン入りポスターや可愛いイラスト入りメニューが貼ってありますニャ」 クロ:「他にも“ほぼろ”の美術設定画なんかも飾ってあるみャ〜」 ※ お店からの撮影許可を得ていましたが、他のお客さんの迷惑になる為、店内全体などの撮影は行いませんでした。 クロ:「そして何を隠そう 今オレっちたちが座っているこの席こそ、 OVA版の特典映像で女性声優4人が“たまゆら焼き”を食べた席なんだみャ」 トロ:「へぇ〜、本当に良くチェックしてますニャ」 . ※ 実際に座った席は“あやち”と“ちぎぶ”が並んで座った席です。 クロ:「じゃあ早速“ほぼろ焼き”を注文するみャ!」 トロ:「待ってましたニャ!」 クロ:「数々の特典映像でみんなが食べているのを見て、どれだけコレを食べたかったか…」 トロ:「焼きそばの上に生地がのった、まさに広島のお好み焼きですニャ」 クロ:「“ほぼろ特製とうふババロア”も注文みャ☆」 トロ:「これも実に美味しそうですニャ♪」 クロ:「積年の想いもあって高い期待値だったケド、それを見事に上回る美味さだったみャ♪ 聖地巡礼を抜きにして、ほり川さんのお好み焼きを食べるという目的だけでも竹原に来る価値はあるみャ」 トロ:「まったくですニャ♪」 クロ:「それにしても意外だったのは外観からは想像できないオシャレでハイテクなトイレだみャ」 トロ:「自動で便座が動いたり、音楽が鳴ったりしたのニャ」 クロ:「ほり川さんへ行くときは店内だけでなく、是非トイレもチェックしてほしいみャ。 さて夕食も食べたし、今夜の宿に向かうみャ」 トロ:「そうするニャ」 クロ:「バカ、そこに触れるんじゃないみャ」 トロ:「ごめんなさいニャ…。つい言葉に出ちゃいましたニャ…」 クロ:「バカ、そこは“シンプルな部屋”と言うんだみャ。 もう暗くて何も見えないケド、全室オーシャンビューのホテルなんだぞ」 トロ:「ごめんなさいニャ…。言葉を間違えましたニャ…」 クロ:「それより風呂でも入ってゆっくりするみャ。ここには大浴場や露天風呂があるんだみャ♪」 トロ:「ほう、それは良いですニャ〜♪」 クロ:「今日は2月24日だから冬季に当てはまるみャ…」 トロ:「でも大浴場は入れるんだニャ。早く行くニャ」 クロ:「そうだみャ…内風呂の大浴場は入れるわけだから、明日の計画に支障はないか…」 トロ:「何をブツブツ言ってるのニャ?」 クロ:「いや、何でもないみャ。さっ大浴場に行くみャ」 クロ:「そうだみャ。明日はニコニコ号で“とびしま海道”を走って、 島の聖地を巡礼しながら麻音たんの実家がある『大崎下島の御手洗』まで行くんだみャ」 トロ:「ほう、それは楽しみですニャ」 クロ:「さて次の巡礼地は…」 クロ:「ちなみにコレはBDの特典映像で、監督が一人で竹原をぶらりと散歩するんだみャ」 トロ:「アニメの監督さんなのに、なんだかタレントさんみたいですニャ」 クロ:「じゅみち監督はその人柄の良さでイベントやこうした特典映像でも露出が多くて、 作品と同様に監督自身にも人気があるんだみゃ」 トロ:「なるほど納得しましたニャ」 クロ:「でもこうして特典映像を見ていると、今日巡礼した場所がいっぱい出てきて不思議な感じだみャ〜」 トロ:「そうですニャ〜。あっ今晩お好み焼きを食べた“ほり川”さんに入りますニャ」 クロ:「監督がまた美味そうに食べるんで、家でこの映像見ていたオレっちは悶え苦しんだみャ… しかし今回は違うみャ!」 クロ:「夜食だみャ♪」 トロ:「用意周到ですニャ…」 クロ:「さっコレを食べながら明日の予習の続きだみャ〜!」 2日目の朝へ… |